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指導方針

中学生時代に身に付けてほしい各科目の具体的な学習方法があります。
なぜそれを身に付けてほしいと考えているかをその学習方法の一端を交えながらお伝えします。

中学生を例にとります。学校の定期テストの勉強をするとします。「社会は暗記だから教科書の太字部分を覚えれば点数が取れるから、ちゃんとそこを覚えなさい」で済んだ時代もありましたが、今はその作戦で解答できる問題は少なくなっています。太字部分がなぜ太字になって強調されているのかを理解し、その周辺の情報なども知らないと解けないのです。実際に、最近の高校入試の間題を解いていただくと、 ご理解いただけると思います。
以前に比べ、要求されている知識やその活用のレベルが高くなっていることにお気付きいただけるでしょう。理科の問題も同様なことがあり、それがもっとも顕著に表れている科目と言えます。そのように、単純暗記で闘える時代ではなくなっています。
しかし、勉強の方法は旧態依然としていて、学校も塾も多少の工夫でとどまっていると感じています。

そういう訳で、時代の変化に負けない、本物の学カを身に付けてほしいと考えた時に何をどのように学習していくことが必要なのかを洗い出し、それらを科目毎にまとめたものがあります。武芸家などの「秘伝の書」みたいなものです。 それを中学生の段階で身に付けた上で、高校生になってほしいと考えています。そうすれば、 高校生の学習内容を理解し、その先の大学や社会に出た時にも使える学力や学習する方法を身につけることができるからです。

それでは、生徒さんの成長度合いを三つの段階に分けて、取組んでいただきたい内容をお伝えします。

小学生段階

中学生段階で上記の方法を身に付けるための基礎力を養成していきます。そのイメージをお伝えします。
小学生時代は、子ども自身の体内から湧き出るエネルギーによって、できるだけ自由奔放に「好奇心」に芽を伸ばしてあげたい年代です。 それを大人たちの思惑や嗜好で、この芽は良い、あの芽は悪いなどと、 無理矢理に引き伸ばしたり また摘み取ったりしたのでは、子ども本来の躍進性を十分に生かした存分の成長を遂げられなくなると考えています。
テレビゲームと称される類のものは、それがまだなかった時代の遊びに比べ長時間没頭できてしまう仕組み·仕掛けになっているので、「好奇心」の矛先がそれだけに集中してしまい、それ以外に向けられるはずの「好奇心」を育てる十分な機会を得られず、 学習能力はあるのに、中学以降伸び悩んでいるケースがあります。なるべくTVゲームは最小限にとどめて、現実の世界の中で、様々な経験ができる環境を整えていくことが大事であると考えています。

また、多くの時間を計算·漢字などのドリルや間題集にお守をさせてしまうのも、もったいないと感じています。もっと別の過ごし方があるということです。塾では、 「好奇心」や「頭を使って楽しむという感覚」などを育むことも含めて、パズルや立体物の制作などに取り組む時間を用意します。空間把握能力などの重要な能力を遊び感覚で育んでいく『時』をじっくりと持ってもらうことが大切だと考えています。
頭が、オーバーヒートするぐらいパズルに熱中する…。そんな時間を経験している子が少ない(ほとんどいない)のが現状で、 常に時間刻み·分刻みの行動に縛られているように感じられるのも今の時代の特徴なのでしょう。
ゆったりとした時間を確保して、じっくりと没入する時間を増やしてあげたい。そして、それらのことから未来につながる底力を身に付けてほしいと考えています。
勉強もやらされ感満載で(保護者側も何かさせないと という目に見えない圧力に不安になり…)それこそ苦役を強いてしまうイメージがありますが、それを払しょくして 勉強も面白いからどんどんやってしまう。そんな小学生時代を過ごしてもらいたいのです。

中学生段階

中学生の時代は、一変して高校·大学·社会人として本格的な学習をすすめていくための基礎的学力を養成する時期だと捉えています。
各科目の特徴を生かして、地道な努力をしていくことが大切です。
身に付けてもらいたい具体的な学習方法とは、塾や予備校が現在ほど全国に普及していなかった時代に、本当の学力を身に付けていった人たちが当たり前のように行っていた学習方法です。

英語の学習を例として挙げると、 数科書の本文をノートに書き写しそれを和訳して、 さらに和訳から英文に戻すことを完全にできるようにする。(中1の二学期の後半からそれをやらなくなる人が多くなり、上滑りの英語の力しかつかなくなった生徒が存在しますがそれは今も昔も変わりません)そんな、 誰でもやることが出来るが、やり遂げることが出来ずに終わってしまう勉強の仕方があります。丹念にやり遂げる勉強をやり続けることで、本当の力が付きます。

そういったことを科目毎、一つ一つ丁寧にやり続けることができれば、普段の学校の定期テストや高校入試に限らず、その先の高校生以降の段階で落ちこぼれることなくしっかりと力を発揮できるようになります。そんな学習の仕方を身につけてもらいたいと考えています。
遠回りのようなことをして、時間がもったいないと思われるかもしれません。即効性を期待される方もいらっしゃると思いますが、 学間に王道はありません。その場しのぎの学習はそれが勉強だと錯覚してしまうと学力の積み増しはできません。 覚えて、忘れて、また覚えて、と地道にやり続けることが必要だと考えています。一般的に学校や塾やご家庭では、それをやり切らせることが出来にくいのが現状だと思われます。だから、 それができる場所を作りました。

高校生段階

高校生は、小学生時代の「好奇心」中学生時代の「基礎的な学力を身に付ける方法をマスターする」が土台としてあることが望ましいです。
(高校生ではあるけれども小学時代や中学時代に遡って身に付けておきたい不足部分は解消することをお動めします。)
自らの将来を自らイメージし、これからの時代を見通し(十年後二十年後…)、自分の進路を定め、それに必要な学力を含めた能力を身に付けていく時代だと考えています。ところが、今どきの高校生は、ともかく忙し過ぎます。やらされ感満載の数多くの宿題·プリント類に翻弄され、 ただひたすらにそれをこなす日々。そんな日常に身動きが取れなくなり受身に回ってしまう。 能動的な思考が、本当は高校生の時期からは大切なはずなのに。そして ある日突然、 大学入試を目前に控え、自分が人生の主人公であったことを思い知らされる。しかし、主人公たる準備が不足している。そんな高校生になってしまう可能性は大いにあります。 今どうすればよいか、将来どうしたいか などを、 しっかり悩むことすらできずに高校生活を終えてしまう現実があります。

学校の在り方がそうなのであれば、 それを積極的に活用する 又は思い切って切り捨てるぐらいの気概が欲しいものですが、 入試制度にも振り回され 内申書にも振り回される現実はどうにかならないものかとも思います。
そこで、脳への負担を減らし(ストレスを少しでも解消する) 脳の活性化を促した状態で、本人がやると決めたことを積極的に取り組める時間を増やしてあげたいと考えています。
そのような環境や時間は意図しなければ作り出すことができません。この場所に来ればそれが自然にできる、 そんな塾として機能していきます。

まとめ

小学生時代·中学生時代·高校生時代と分けて説明しました。それは、一人一人身体的成長のスピードが異なるのと同様で、年齢が○歳だからこうすべき という窮屈な区分ではありません。
個々の学力到達状況·精神面の成長などの度合いに応じて、 何から始めればよいかを見定めて指導にあたりたいと考えています。